災害見舞
贈答習慣
台風による風水害や地震など自然界から受ける被害や、火災などによる災害は被害者にとっては大変お気の毒な災難で、状況によっては明日からの生活もままならない場合もあります。 先ずは被害状況を確かめて手助けしてあげることが重要ですが、当座に必要な生活用品や費用の一端としてお見舞いの金品を贈ってあげることが慰め励ましになります。
贈答時期
状況を確認後、いち早く駆け付けて手助けしてあげるのが一番のお見舞いになりますが、たちまち必要なものを聞き出して、お見舞い品として早急に贈ってあげるのも一方法です。
お見舞い返しの時期
お見舞いに対するお返しをしなくても良い習わしになっていますが、落ち着いた時点で電話や礼状で近況と感謝の気持ちを伝えるようにします。
ひとくちMEMO
被害状況を十分確かめて、慰め励ましとなる当座必要なものをお見舞いの金品として贈ってあげる。
ご贈答のマナー
贈答様式 | 贈り元 | 献辞(表書き) | 慶弔用品 |
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見舞い品を贈る | 身内 身内以外 |
災害御見舞 火事御見舞 近火御見舞 地震御見舞 |
【のし紙】五本結切熨斗なし 【のし紙】花結び熨斗なし |
見舞い金を贈る | 身内 身内以外 |
【のし袋】赤枠 【のし袋】向かって左端に赤色線が印刷されている柄 【のし袋】無地 【金封】赤白あわび結び熨斗なし |
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見舞い返し | 本人 | ※お返しは不要だがお礼状やお礼の電話を |