縁談・お見合い
縁談に関すること
縁談の依頼をする時
お互いが知り合うチャンスに恵まれない、出会いはあっても気が弱く言葉を交わせないといった場合、誰かに仲介をお願いする見合いも決して古い習慣とばかりは言えません。仲介を依頼する時は、知人や交際の広い人で信頼のおける人にお願いするのがよく、その際には写真や履歴書、身上書を添えて出来るだけ具体的な希望条件を伝えますが、条件ばかりが多すぎたり又、容姿、家柄など二次的な条件にこだわるのは控えましょう。
履歴書、身上書の書き方
市販の便箋に楷書で本人が氏名、生年月日、現住所、学歴、職歴、賞罰、資格をきちんと書き、身上書には健康状態、収入、趣味、身長、体重、家族構成と本人との続柄、最近の生活状況、などの他に結婚後の生活条件なども添えて書くとよいでしょう。後々の事も考えて正しく書くほうが紹介者にも迷惑をかけずに済みます。縁談を受けた時にはこちらの希望に合うか写真や履歴書、身上書などをよく見て不明な点は積極的に仲介者に聞き、納得した上で先方に会う会わないを判断した上で、なるべく早めの返答をしましょう。
お見合い写真
写真スタジオなどで撮影したものも良いのですが、普段の自然なポーズや、家族で写った写真なども添えておきましょう。
仲介を依頼された時
写真や履歴書、身上書などをよく検討した上で直接本人や家族と会い疑問点やはっきりしない点などを確認し、また希望や条件を聞き納得出来るようにした上で仲介しましょう。また仲介を断わる時には自分には自信がないことを理由に断わるのがベストでしょう。
お見合いに関すること
お見合いの日時、場所
一般には休日の午後を選ぶ場合が多く、ゆったりした雰囲気の場所が適当ですが、最近では当人同士の希望で選ぶ場合が増え、仲介者は最初に二人を引き合わせて軽くお茶を飲む程度で後は両人に自然に任せるのが一般的です。
お見合いの服装
男性はスーツにカフスなどでお洒落感覚を、女性はスーツやワンピースなどで落ち着いた感じの中に若さを表すものがよく、またお化粧もおさえめが無難です。会話の内容はお互いに相手を知り合うために仕事や趣味など身近な話題を心がけましょう。
お見合いの席
正式なお見合いの場合、和室では床の間がある方が上座、また洋室では入り口から遠い方が上座に当たります。
(洋室の場合の一例) |
(和室の場合の一例) |
お見合いの費用
両方が半々で持ちますが、通常は仲介者が持ったり、男性側が出すのが一般的です。仲介者が立て替えた場合、後日実費より幾分多い目の金額でお礼します。
お見合いを断わる場合
出来れば早めに仲介者に相手の気持ちも考えて「性格が合わないように思いますので」といった理由でお断りします。
お見合い後の交際期間
交際の気持ちがあればその旨を仲介者から先方に伝えて頂き、できれば2~3ヵ月をめどに結論がだせるよう仲介者にも状況を報告しながらお付き合いを進めましょう。