受賞・叙勲
贈答慣習
春の叙勲・秋の叙勲と国が年二回に分けて勲章や褒賞を授与しますが、受けられた方にとっては大変名誉なことはもとより、身内の方にとっても大変喜ばしいことです。
披露を兼ねて長年の協力と尽力に感謝して叙勲授章者が開くパーティと、友人や同僚など周囲の方が叙勲授章者の為に催す祝宴などがあります。
また、勤務先や民間団体などから表彰されるものには、勤続表彰・論功行賞・功労表彰などがありますが、表彰状と併せて副賞が贈られます。また特に栄誉ある表彰を受賞された場合にはお祝いを贈ることも少なくありません。
お祝いを贈る時期
いち早く駆け付けて共に喜んであげるのが一番のお祝いとなりますが、 お祝いを贈る場合は決定を確認後遅くとも一週間以内に贈ります。また、祝賀パーティが催される場合は当日出席する際に持参します。
お祝い返しの時期
叙勲者自身が開くパーティでは当日の引き出物として、周囲の方に開いて貰った祝宴ではお祝いの金品を戴いた方も合わせて一週間以内に贈ります。
一般的な表彰祝いの際はお礼状程度に留めるようですが、気になる先様には一週間以内に贈ります。
ひとくちMEMO
叙勲や輝かしい受賞には、十本結切り(のし紙)、金銀結切り・金銀あわび結び(金封)を使用する場合もある。
ご贈答のマナー
贈答様式 | 贈り元 | 献辞(表書き) | 慶弔用品 |
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受賞に祝い品を贈る | 身内 身内以外 |
○○受賞御祝 御叙勲御祝 ○○授章御祝 受賞御祝 |
【のし紙】花結び祝 |
受賞に祝い金を贈る | 身内 身内以外 |
【のし袋】花結び祝 【金封】赤白花結び/赤白あわび結び |
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祝い返し | 本人 | 内祝 叙勲記念 |
【のし紙】花結び祝/赤棒 |