傷病見舞
贈答習慣
お見舞いは、傷病にて入院や自宅にて療養している本人はもとより、家族の方に対しても慰め励ましてあげることが目的ですので、事前に傷病の内容や状況をよく確かめた上で、お見舞いにお伺いする心がけが大切です。
贈答時期
病状の安定回復期を見計らって、入院・療養先に直接出向いて見舞ってあげるのが一番のお見舞いになります。尚、お見舞い品を持参する際は、病院食しか口に出来ない場合もありますので、傷病の箇所を良く確かめておく必要があります。
お見舞い返しの時期
お見舞いに対するお返しをしなくても良い習わしになっていますが、身体が動かせれば電話や礼状で状況や感謝の気持ちを伝えるのも一方法です。
ひとくちMEMO
- お見舞いは事前に傷病の内容や状況をよく確かめた上でお伺いする心がけが大切。
- 面会はできるだけ子供連れ、大勢で押しかけるのはさけましょう。時間は10分~15分で長居は禁物です。
- お見舞いの品とお金ですが、だいたい3千円から1万円ぐらいで、くだものやお菓子、花などを持参します。
- 病気によっては食べれないものもあります。また、お花も鉢植えの花は「寝つく(根つく)」といって嫌われますので注意が必要です。
病気見舞い金の目安
贈り先 | 最多回答額 | 第2位回答額 | 第3位回答額 |
---|---|---|---|
全体 | 1万円 | 5千円 | 3千円 |
勤務先関係 | 5千円 | 3千円 | 1万円 |
両親 | 1万円 | 3万円 | 5千円・5万円 |
親類 | 1万円 | 5千円 | 2万円 |
友人・知人 | 5千円 | 1万円 | 3千円 |
隣・近所 | 5千円 | 1万円 | 3千円 |
ご贈答のマナー
贈答様式 | 贈り元 | 献辞(表書き) | 慶弔用品 |
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見舞い品を贈る | 身内 身内以外 |
御全快祈念 御快気祈念 祈御全快 御見舞 |
【のし紙】五本結切熨斗なし/花結び熨斗なし |
見舞い金を贈る | 身内 身内以外 |
【のし袋】赤枠/向かって左端に赤色線が印刷されている柄/無地 【金封】赤白あわび結び熨斗なし |
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見舞い返し | 本人 | ※お返しは退院時の快気祝と一括でよい。 |