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手紙の基本構成

目次
手紙を書く時の基本
手紙の基本構成例

手紙を書く時の基本

手紙やはがきは基本の書き方を守りながら、気持ちが伝わるよう自分らしい言葉で書きましょう。基本的な構成さえおさえておけば、堅苦しく考えなくてOKです。これを基本に、自分の言葉を使ってアレンジしましょう。「前文」「本文」「末文」のそれぞれの書き出しは、一文字下げる事をお忘れなく!

手紙の基本構成例

手紙の基本構成
種類 説明
頭語 「こんにちは」にあたるのが「頭語」です。
一般的には「拝啓」を使い、よりていねいなのは「謹啓」や「謹呈」。
前文を略す意味の「前略」(目上の人には使わない)、急ぎの時は「急啓」「急呈」。
女性らしくするには「一筆申し上げます」「お手紙ありがとうございました」などを使うとやわらかい印象に。
横書きの手紙の場合は省略し、宛名から書き始めても構いません。
時候の挨拶 季節の挨拶を入れます。
特に決まりはないので自分らしい言葉で素直に書くとよりいっそう気持ちが伝わります。
1、2行にまとめると良いでしょう。
先方の安否 相手の安否を気遣う。
「ますますご健勝のこととお喜び申し上げます」などと喜ぶ場合と「お変わりありませんか」と問う場合がある。
挨拶の一部なので簡潔にまとめましょう。
自分の近況 自分や家族の無事や最近の状況を簡単に伝えます。
「おかげさまで」と始めるとより丁寧な印象に。
用件 前文から改行して、「さて」「ところで」「実は」「さっそくですが」などの起こし言葉から始め、用件や目的を書きます。
相手を示す言葉(あなた、~様)を行末に書かない、
自分や身内を表す言葉(私、主人など)を行頭に書かない、熟語や人名、地名を
二行に分けて書かないといった「字配り」に気をつけましょう。
結びの挨拶 手紙のしめくくり。
本文から改行して、「どうぞご自愛ください」「ますますのご活躍をお祈りいたします」
など、相手の健康や活躍を祈る言葉を。
お礼状の場合は、「ますはお礼まで」としてもよい。
結語 「さようなら」にあたる言葉。
頭語で始めた手紙は必ず結語で終わる。
「拝啓」→「敬具」「謹啓」→「謹言」「前略」→「早々」など、相対する結語を書きます。
基本的に、前文で「頭語」を省略した場合は、末文での「結語」も省略しますが、女性の場合に限り、頭語を書いた時も省略した時も「かしこ」を使えば問題ありません。
いずれの場合も下のライン(横書きの場合は右のライン)より1文字ほど内側におさまるようにします。
日付・署名・宛名 【日付】
改行し、2~3文字下げて手紙を書いた日付を書きます。横書きの場合は、算用数字で書きます。
【署名】
日付と同じ行の行末、または改行して、その行末に自分の名前をフルネームで書きます。
【宛名】
さらに改行して、上から1文字ほど下げたところに、相手の名前をフルネームで書き、敬称をつけます。

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手紙を書く時の基本
手紙の基本構成例