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冠婚葬祭共通の回答

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冠婚葬祭共通の回答一覧

質問:「忌み言葉」というものがあるとのことですが、どのようなものなのですか。
「忌み言葉」というものがあるとのことですが、どのようなものなのですか。
答え
「忌み」とは、一般によくないとされる言葉・振る舞い・日取り・方角などを避けることを言い、身を清めて神に仕えるために一定期間汚れ(けがれ)を避けて謹慎することを言う「忌む」が語源になっています。
「忌み言葉」とは避けるべき言葉ということですが、死や病気などに通じる不幸・不吉な事象を連想させたり、相手のおかれている現状に反して気持ちを逆なでするような言葉などのことを言います。

冠婚葬祭の行事を始め、様々な生活習慣の場面において交わされるご挨拶の言葉や宴会でのスピーチを始め、手紙を書いたり祝電を打つ時は文面の文言に注意して、その場にふさわしくない言葉の使用を避けたり、他の同意語に代えて祝意や弔意を伝える習慣があります。

その多くは本来の使用目的と異なる語呂合わせ的なものですが、忌み言葉にも注意を払うという相手を思いやる気持ちを大切にしたものから生れたものであることから、必ずしも古い習慣と片付けられないところもあります。必要以上に過剰反応をするような用い方をせず、一般的に忌み言葉とされている常識の範囲内の用い方に留めておくのが一般的なマナーではないでしょうか。