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質問:金品を贈答する際に用いる「黒塗りの盆の起源や由来」を教えてください。
金品を贈答する際に用いる「黒塗りの盆の起源や由来」を教えてください。
答え
古くは物を運んだり贈答品を持参する際には唐櫃(からびつ)が用いられ、先方に贈答品を手渡す際には唐櫃の蓋を返した上にのせて贈り、お返しの引き出物を受取る際にも唐櫃の蓋にのせて戴き、帰る際にも戴いた引き出物を唐櫃に入れて持ち帰っていたようです。

時代の移り変わりとともに、唐櫃の蓋は内側(裏)にも装飾が施されるようになり、いつしか蓋だけが「広蓋(ひろぶた)」と称して独立し、袱紗を掛けて慶弔儀式の際の贈答金品をのせる盆として用いられるようになっていったようです。

慶弔儀式に用いられる黒塗りの盆には、主に贈答品に用いられる「広蓋」と、主に贈答金に用いる「切手盆(祝儀盆)」や、その中間サイズの「万寿盆」などがあります。万寿盆はお祝いのお返しとしての内祝を手渡す際に、紅白饅頭・紅白餅・お赤飯などをのせて用いたことからこの名が付いたといわれています。