正月という言い方は中国暦(旧暦)の1月の呼称からきており(今では元の旧暦の1月を旧正月と呼び変えている)、本来は1月の1ケ月間をさしていいますが、いつしか松の内のことに変わり、現在では1月1日~3日までの3日間のことをさしていうのが一般的です。
日本では、古くから季節の筋目に「祖霊祭=又は御霊祭、魂祭り」と言って、先祖を奉り家内安全と五穀豊穣を神に祈願する習慣があり、特に正月は神の祭りごとの行事として、盆が仏教の孟蘭盆会(うらぼんえ)と重なって仏教の祭りごとの行事として盛大に行事が行われてきたようです。
前年に身内に不幸があった場合は、「喪中」と言って年賀状や正月の行事も控え目にする習慣があります。これは江戸幕府が制定した喪に関する法令の「※1服忌令]=ぶっきれい」が根源にあるようです。
お互いの子供達にお年玉を与えあう習慣があり、また日頃大変お世話になっている方宅へ年始挨拶に訪問します。
お年玉の詳細説明については、役立つ豆知識「お年玉」をご参照下さい。なお、「お年玉」はお互いにお年玉を与えあうことでお返しになります。
年始訪問にてお年賀を受けた時は、お帰り際に答礼の手土産を差し上げるのが礼儀です。
小寒の初め(1月5、6日)から大寒の終わり(2月3、4日)の立春前までの約1ヶ月間を「寒中」といって、一年間で最も寒い時期とされ厳しい寒さの季節をお互いに無事過ごせるようにと気遣って贈ります。またこの時期に訪問する時の手土産の献辞に用いたりお見舞い状を送ったりします。また、御歳暮贈答時期が忌中に掛かって外す場合は、「松の内」を避けて8日以降に「寒中見舞い」を贈るようにします。
お見舞いを受けたら、その日の内に先ず一言お礼の電話か礼状を送ります。気になる方にはお見舞い返しとして御礼を、訪問を受けた場合も御礼の手土産を差し上げるのが礼儀です。
| 贈答様式 | 贈り元 | 献辞(表書き) | 慶弔用品 |
|---|---|---|---|
| お年玉を贈る | 身内 身内以外 |
お年玉 | 【のし袋】花結び祝/お年玉袋 |
| 新年挨拶訪問先に手土産を持参する | 当方 | 御年賀 御年始 |
【のし紙】花結び祝 |
| 当方 | 寒中御見舞 | ||
| 頂戴した手土産に対するお返し | 当方 | 御礼 松の葉 |
| のし紙/金封/のし袋の様式 | 使い方 |
|---|---|
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