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質問:お盆の期間中に用意する精霊棚のお供えの中に、キュウリで作った馬とナスビで作っ...
お盆の期間中に用意する精霊棚のお供えの中に、キュウリで作った馬とナスビで作った牛を並べますが、どのような意味合いがあるのですか。
答え
精霊棚は盆棚ともいって、古くは内庭や座敷に大きな精霊棚を作って先祖の霊をお迎えしていましたが、現在では仏壇の前における程度の小さな台を用いてお飾りするのが一般的です。

精霊棚には、位牌・盆花・線香立て(香炉)・ろうそく立て(灯明台)・リン(かね)を初め、精進料理・季節の野菜や果物・水入れ(浄水の器)・小餅・白玉だんご・素麺・菓子などとともに、キュウリで作った馬とナスビで作った牛を並べます。

「キュウリの馬」は先祖や故人の霊が、盆提灯の明かりや迎え火の煙に導かれて迷わず馬に乗って帰ってくるとされることから、「ナスビの牛」は送り火の煙とともに牛に乗って帰っていくことからとされていますが、「往きの馬」は馬を使ってもらってあの世から一刻も早く帰ってきて欲しいとの願いから、「帰りの牛」は牛を使ってもらってあの世に少しでもゆっくり戻って欲しいとの願いが込められていると言われています。